2010年3月31日水曜日

お引っ越し。

当ブログは、livedoorbrogに移行します。→http://blog.livedoor.jp/mckee1986/


2010年3月30日火曜日

本田圭佑は欧州で成功できるか。

いよいよ、UEFA CL round8が明日から始まる。マンU対バイエルン、バルセロナ対アーセナルなどの好カードが目白押しだが、やはり、日本人としては、本田圭佑が出場するインテル対CSKAモスクワに注目したい。

恐らく、W杯後にビッグクラブ移籍が濃厚な本田にとっては、インテル戦でどこまでやれるかは、本人の言葉を借りれば、この先、どこまで成りあがれるかを占う一戦になるだろう。

本田は、round16のセヴィージャ戦後のインタビューで、「日本人初のベスト8なんて、世界で戦ってる選手には関係ない。どうせなら世界のトップを目指したい。」と答えていた。まさに、本田△であるとしか言いようがない。この強い気持ちが彼を強くしているのだろう。

それでは、本田の実力はいかほどのものだろうか。今回は、お節介ながら、欧州で通用する個を考察しながら、主観MAXで本田の実力を分析してみたいと思う。(どんだけ暇なんだお前ってツッコミはなしで。)

まず、世界で通用する個の条件を考えたい。(話を単純にするために中盤に限定)

現代のサッカーは、非常に組織的である。ジダン氏も、ファンタジスタの居場所が無くなってしまったと嘆くように、ジダン、ルイコスタ、ジャンフランコ・ゾラ、リバウドなどの、テクニックを持ち、一瞬の閃きで勝利を呼ぶ選手の居場所だったトップ下は消滅しつつある。中盤は、スペースの潰しあいであり、肉弾戦が繰り広げられるのだ。そこでは、テクニックに加え、フィジカル、スタミナが必要になる。

現在では、テクニックが売りの華やかな選手達は、プレッシャーが少なく比較的フリーでボールを持てる4-3-3のサイドに追いやられている。ロナウジーニョやメッシのように。ただ、サイドでプレーする以上、テクニックだけでは、不十分で、クリスティアーノ・ロナウド、カカのように、スピードとフィジカルも必要とされる。すなわち、過去に比べて、中盤の選手には、テクニックに加え、フィジカル、スピード、スタミナが求められているのである。

そう考えると、世界のトップで活躍する選手は、(A)テクニック (B)フィジカル (C)スピード (D)スタミナの総合力は相当高いはずである。これら4点を基礎点として、中盤基礎力と定義し、その点数が高いほど、中盤で成功する確率は高いという前提で話を進めていきたい。

欧州で活躍する選手達をウイイレノリで主観MAXで各要素を10点満点で得点をつけてみると、

C.ronald→(A)9(B)9(C)10(D)7=35点
+ブレ球FK、高速ドリブル、得点力etc

メッシ→(A)10(B)6(C)10(D)8=34点
+異次元なドリブル、得点力etc

カカ→(A)9(B)8(C)9(D)9=35点
+得点力、万能性etc

パクチソン→(A)7(B)8(C)8(D)10=33点
+異常なスタミナ、万能性etc

もちろん、この数値が全てではなく、あくまで基礎点として単純化した話である。メッシのテクニックは、10点以上つけたいほどだし、相手が当たれない位置にボールを置くテクニックを考えれば、フィジカルの弱さはそれほど問題じゃないのかもしれない。いずれにしても、基礎点30点あれば、十分活躍できるポテンシャルを持っていると考えている。

そして、この中盤基礎力に加え、クリスティアーノにブレ球FKがあるように、メッシのドルブルが異次元なように、何か武器をもつことが必要になることは言うまでもない。この武器が凄ければ凄いほど、多ければ多いほど基礎点に+αすることができる。

そこで、本田圭佑はどうか。これまた主観MAX(だいぶ甘い?)で採点を試みる。

本田(A)8(B)9(C)7(D)7=31点 +ブレ球FK、ロングシュートなどの左足のキック、得点力etc

伸びしろも考慮して少し甘めにつけた。特にスピード。6が頭をよぎったが、ドリブル時はそこそこなので、少しおまけ。スタミナは、ロシアリーグでのボランチのプレーを見る限り、守備に終われながらも前に出てる様子を見れば、7はつけられる。さらに、左足のキックというワールドクラスの武器、ここ4試合で3点という得点力があるのが大きい。故に、欧州トップリーグで活躍できるポテンシャルは十分持っていると考える。後は、本田自身がこれから、どれだけ伸びるか、また、移籍先チーム事情によるとしか言いようがない。

ついでに、日本人選手数名の採点をしてみると、

中村   (A)9(B)6(C)5(D)6=26点 +FKを含む、正確なキック
長谷部  (A)7(B)7(C)8(D)9=31点  +万能性

悲しくなるのでこの2人で留めておくが、中村があれだけのテクニック、左足という稀有な才能を持ちながらも、欧州トップリーグで結果を出せなかったのは、スピード、フィジカル、スタミナといった、現代サッカーに必要な要素が欠けていたからだろう。

そして、長谷部。このスコアは決して過大評価ではない。スタミナは抜群で、スピードもサッカーで必要とされる初速が良く、最初の30mは浦和時代にチームトップで田中達也より速かったらしい。加えて、中盤からサイドバックまでこなせる万能性が、現在の、チームであれだけの選手の中で、試合に出ている所以である。長谷部は、マガトのようなポリバレントに優れた選手を優遇する監督のもとで、パクチソンのように、スタミナと万能性に特化した選手を目指して欲しい。W杯の評価次第では、ビッククラブ移籍の可能性は十分にある。

話は逸れたが、本田は欧州トップリーグで活躍できるだけのポテンシャルを持っているというのが結論だ。

しかし、このような採点は、あくまで相対的にならざるを得ない。本田の採点は、オランダエールディビジ、ロシアプレミアリーグ、UEFA CLセヴィージャの2試合でのプレーがベースになっている。その意味で、明日のインテル戦で何もできないようでは、点数を下げざるを得ないかもしれない。

そのようなことはないと願っているが、チーム力では、イタリア4連覇中のインテルに、勝てる見込みは相当低い。ここは、本田圭佑という個が、世界トップレベルのインテルの個に対して、どこまでやれるのかという視点で観ていきたい。

って書いた矢先に、本田負傷ってwwインテル戦は出れるみたいだが、心配。

2010年3月20日土曜日

【メモ】ソーシャルメディアの展望:変わるもの、変わらないもの。

「ソーシャルメディア時代のコミュニケーション戦略」というフォーラムの終盤をUSTで観た。かなり興味深かったので、タイムラインで流れてしまって忘れる前に、つぶやきに即して羅列的にメモ。


最終セッション:ソーシャルメディアの展望:変わるもの、変わらないもの。(19:
高広伯彦氏


  • ソーシャルインタラクション(social interaction)=3人以上の関係性。

  • 日本人は、ソーシャルインタラクション(social interaction)が大好きである。(居酒屋、ポケモンetc)

  • 知っている人の間でのインタラクション→知らない人との間でのインタラクションへ変化。それを可能にするのが、Imagination media,Social media。

  • 人との繋がり+サイトとサイト(コンテンツ、サービス)間のインタラクション。

  • メディアのRe-configuration=再布置という考え方が重要。新しいメディアが出てきたら、今まであったメディアの地図が書き換わる。その過程はどこに行くのかがわかりづらいから混乱が起こる。つまり、TVが出現した時にラジオの役目が変わったように、twitter,youtube,ustream,I padの出現でTV、ラジオ、新聞の役割が変わる。消えるのでない。

  • バジェットアロケーション(予算配分)より、コンテンツアロケーション(コンテンツ配分)が重要。

  • 文化に情報技術が埋め込まれてどうなったか。ポケベルは女子高生が持って別のメディアになった。すなわち、コンテンツをどう配置するのかが大事。つながりやすい、共有しやすい、コンテンツ間リンクしやすい、見る人ややる人が楽しみやすいことがソーシャルメディアにおいて重要。

  • ソーシャルメディアマーケティングとは、企業のマーケターが消費者の中に入っていき、ソーシャルインタラクションを行うこと。これは今も昔も行われていたこと。本質は変わらない。

  • ソーシャルメディア時代の展望:変わるものと変わらないもの→変わるもの:メディアの使い方(Usage of media), 変わらないもの:ソーシャルインタラクション(Social interaction)



非常に勉強になりました。こういう時に、twitterやってて良かったと実感する。

2010年3月4日木曜日

twitterおもしれーって話。

twitterを登録したのは、2009年の7月に遡りますが、周りにユーザーがいなかったことや、140字でつぶやいても特に面白くなかったので放置していました。


しかし、どうやら会員数は増え続け、勢いは留まりそうにない様子であった点と、マーケティングの世界でもこれからは、twitterを始めとするソーシャルメディア抜きには語れそうにないという状況だったので、2月の頭に再開することに。


今となれば、twitterがメインになり、mixiのログイン時間が激減してしまった。使ってみてようやく面白さに気付くことができた。


自分の周りにもユーザーが増えれば、もっと楽しくなるのになーと思いつつ、軽く誘ってみても、あまり食い付きがよくないので、twitterを使うことのメリットを挙げて、布教活動をしようと思う。(twitterユーザーの方は何を分かりきったことをって感じだと思いますが勘弁を)


twitterを使ったことがない人は、mixiボイスやアメーバなうのような、ただの140字でのコミュニケーションと考えているかもしれないけど、それだと本質を見誤るような気がする。


友人とコミュニケーションを取るという機能はもちろん、情報収集ツールとしての使い方と、ブログのような個人ページとしても使える点が大きいと感じます。


まず、情報収集ツールとしての側面ですが、使ってみて感じたのが、情報の量、質、スピードのバランスが既存メディアに比べて優れているということです。


ニュースサイトに加え、経済や政治などのあらゆる分野の有識者達も情報発信をしているので、幅広くフォローすれば、リアルタイムで多くの情報(国内に限らず海外も)が入ってきます。twitterで情報発信している有識者は、ブログを書いている人が大半なので、情報に対する質も担保されます。


それに加え、重要度の高い情報は多くが、リツイート* され広がっていくので、目に留まりやすくなります。情報を広く網羅するだけでなく、深さ、重要度も分かるので、改めて新聞はいらないなと感じるようにすらなりました。


これまでの情報収集の流れだった、検索して探すという方法からtwitterのようなソーシャルメディアのタイムラインから流れてくるという、大きな変化の兆しかもしれません。


googlegoogle buzzを急に発表したのも、ユーザーの情報収集の変化に危機感を募らせたからだと言われています。確かに、twitterをメインで使うと、明らかに検索回数が減りました。某マーケッターが、テレビCMも「続きはWEB!!」から「Please follow us!!」に変化するって言ってたのは面白い。(twitterではフォローすればそのアカウントが発信する情報が表示される)


次に、個人ページとしての使い方に関してですが、近年、セルフブランディングという言葉が流行っていますが、セルフブランディングにおいて、WEB上でブログなどの個人ページを持つことは最低限必要であり、WEB上にいなければ存在していないのも同然とすら言われています。


ブログを書くのは少しハードルが高いかもしれませんが、140字のつぶやきをコツコツ重ねることなら誰でも出来るので、セルフブランディングはtwitterから始めるといいかもしれません。つぶやきをブログのように表示してくれるサイトもあり、また、つぶやいていく中で140字以上書きたいテーマがあればブログを書けばいいのではないでしょうか。


最初は知り合いがいなくても、趣味や関心が近い人に話しかけて絡んでいたら、話題も出来るし、フォロワーも増えます。長く続けている方なら、一般人でもフォロワー数が500人~1000人、それ以上もザラにいます。そうなれば、ブログを書いてもそれだけのユーザーに読んでもらえることになるので、自分自身を売り込むマーケティングツールにもなり得るのではないでしょうか。


ある方が、著書の出版記念イベントで、これから個人として必要なのは、ブログとtwitterの併用+USTREAMの習熟であると仰っていました。(USTREAMは、撮影しているビデオをリアルタイムで配信できるサイトで、その出版記念イベントもリアルタイムで2時間視聴できました。僕は、マーケティング関連の有識者、実務家を多くフォローしてるので、こんな情報がtwitter上で毎日のように流れてきます。)


最近は、企業や政治家もどんどん参入していて、マーケティング手法としても注目を集めているので、個人的に、もっとどっぷり浸かろうと思ってます。


ちなみに、余談ですが、有名人もtwitter上なら、何故か絡んでくれたりします。結構無視もされたりしますが。。自分も数年前からずっと読ませてもらってるブロガーの方に絡んだら少し相手してくれたり。。まぁこんな感じで書いてきましたが、実はサッカーに関するつぶやきが1番多いという事実があったりなかったり。趣味の話とかするのも楽しいですよ。


っというわけで、マイミクの方で、twitterやってる。これから始める。って方がいれば、


http://twitter.com/MCKEE1986


Please follow me!!


これが一番の目的っていうことには気にするな^^


* http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%C4%A5%A4%A1%BC%A5%C8